災害への備え

阪神淡路大震災から昨日で28年。

六千名以上の死者が出た首都直下型地震。

風化させてはいけない。

色々な方の投稿や報道を見聞きし、

「そういえば昨日だったか。」

風化していた自分に気づいた。

震災のあった当時、僕は高校3年生。

関西の学校に行きたくて広島県出身の僕は

受験のため神戸を横断することに。

電車が寸断されており、三宮駅界隈を横断。

受験シーズンの2月、今でも寒さと瓦礫と化した都市の風景が脳裏に焼き付いている。

今まで神戸出身の方であったり、職場が神戸であったり、ボランティアで神戸に通われていたりと多くの方々から話しを伺ってきた。

日本は世界有数の災害発生国。

その後の東日本大震災、熊本地震をはじめ、

台風などなどの被害が後を絶たない。

僕自身、会社員時代、防災士の資格を取り防災活動を啓発したり、実際には上記の地震をはじめ、全国で災いが起きると真っ先に現地に入り、寝泊まりしながら救援物資を仲間に渡したり、職場の復旧をサポートしたりしていた。

昨年職場を離れて以降、災害対策への備えが疎かになっていることに改めて気付かされた。自身の経験を風化させてしまっている。

今は会社規模、資金は雲泥の差であるが、改めて防災、CSRの視点を持ち、責任と貢献、備えを持たなければならない。

竹の杜では竹灯りで使用しているLEDライト200個、豊富な水資源、竹を使用してできるテント作りキット(OKINA)、ガスコンロなど、有事に使用できるものも多くある。

反面、不足していたり、そもそも無いものもある。

今一度見直しを図り、人々の命を守り、

地域社会に貢献できる備えを強化していく。

改めて阪神淡路大震災で命を失われた方々に心よりご冥福をお祈りいたします。

bamboo池田屋合同会社 池田亮

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