竹の杜では『竹炭づくり』を行っています。
『かぐや窯』という窯を使用し、手間暇を惜しまず愛情を込めて焼いています。
先日(2022年12月21日)に火入れをしたものを本日窯から出しました。
毎回窯の蓋を開けるまで完成状態がわからないため、ドキドキワクワク。
「果たして品質やいかに?」
結果、今回もとても良いものをかぐや窯が焼いてくれました。
かぐや窯と竹に感謝。
今回特筆すべきは、通常の竹炭以外にも
木の実や果物、それに『竹あかり』(竹灯籠)20本を炭にしてみました。
特に『竹あかり』は思い入れがあるものです。
去る9月18日(世界竹の日)こちらの竹の杜のお披露目会を行い
多くの方々にお越しいただきました。夜のライトアップは圧巻でとても綺麗でした。
これら竹あかりの多くは、地域の皆さまに作って頂いたものです。
竹あかりはどうしても時間とともに劣化していくので最終的にどうしよう?
考えた結果、「そうだ!竹炭にしよう」
ということでやってみました。
完成品はこちらの画像です。
な、なんとほぼ割れている。
思い描いたカタチにはなっていない。
「残念、失敗だー」思わず声をあげてしまいました。
しかし、そのあとよくよく振り返ってみると、
そもそも自分本位でうまくいくと思っていただけ。
かぐや窯に竹炭の出来栄えを委ねた以上、これが完成品。
であれば結果を受け入れよう。
そしてこのカタチを楽しめるように創意工夫してみよう。
そう思えてきました。
まずは並べてみてこの色、カタチがステキに見えるようにしてみよう。
早速並べてみました。いかがでしょうか?
3つほど筒のものもありました。
炭になることでぎゅっと締まり、渋い雰囲気を醸し出しています。
栗や蓮の花、バナナもできました。
お部屋のインテリアとしていかがでしょう?
また、トイレの浄化、除湿、防臭にも最適。
さて、次回の竹あかり竹炭はどのようになるのか?
2023年の第1回火入は1月4日(水)正午を予定。
乞うご期待。
ぜひ一度竹の杜に見学にお越しください。